一般廃棄物と産業廃棄物

廃棄物とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物または不要物であって、固形状または液状のもの（放射性物質及びこれによって汚染された物を除く）をいいます（廃棄物の処理及び清掃に関する法律第2条）。

廃棄物は、発生形態や性状の違いから、「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に区分されます。

■一般廃棄物について

一般廃棄物とは、産業廃棄物以外の廃棄物で、一般家庭の日常生活から発生したごみや、オフィスから排出される紙くず等をいいます。事業活動を通じて発生した廃棄物でも、全てが産業廃棄物になるわけではありません。

■産業廃棄物について

産業廃棄物とは、会社や工場等の事業に直接関係する活動に伴って発生した廃棄物のうち、法令で定められた20種類のものをいいます。

　　>>産業廃棄物の種類と具体例

また、産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他の人の健康または生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するものをとして特に定められたものを特別管理産業廃棄物といいます。

　　>>特別管理産業廃棄物の種類と具体例